気の向くまま徒然に旬のジャンルを扱った絵日記ブログで す。その時々を不定期に更新しています。

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プロフィール

藤川史

  • Author:藤川史


  • 誕生日 8月11日
    職業 看護師
    趣味 絵描き・映画鑑賞等
    関西在住の人。

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間に合わなかった…。

ボンソワール!
フランス兄さんの誕生日までに間に合わそうとして挫折しました。
とりあえず、仏英SSあげときますね!その次はアル菊頑張る!!
♀日受とか色々…。ラブラブなマフィア伊日(♀)もやりたい
サイトを改装しようと思ってたんですけど…SSのカテゴリーと絵ログ
とか纏めようと思ってたんですけどねぇ…。

15・16・17日Web拍手とブログ拍手有り難うございました!
拍手とコメントがあると励みになります…!

仏英SSは↓

―――…7月14日。


7月に入ってからと言うものの、俺の機嫌は頗る悪い。
溺愛していたアメリカの独立と俺と犬猿の仲のフランス
の革命記念日だ。弟だったアメリカはさて置き、家が近
い所為かフランスはこの時期になると鬱陶しいほど何か
と理由をつけて俺を挑発してくる。それが、いつもの合図
だった。

日本の家で開催されるG8を間近に上司と今後の予定
について会議をしていたら時刻はとっくに13日から14日
の深夜へと変わっていた。大きな世界会議があると食事
をするのも睡眠をとることも忘れてしまう…久し振りに自宅
帰ってきてみれば、イギリスの留守を預かる妖精が彼の
元へと飛んできた。

『お帰りなさい、イギリス』
「―――…ああ、お前等か。ただいま」

肩口に飛び回る妖精に帰宅の挨拶を済ませると窮屈な
背広を脱ぎながら廊下を歩いてる途中、微かに料理の
匂いが漂う。鼻腔を擽る料理の匂いに空腹を覚え、美味
しそうな香りに誘われて自然とキッチンのある部屋へと足を
向けた。キッチンに足を踏み入れると丁度、調理を終えて皿
に料理を盛り付けているフランスが居た。驚きの余り、開い
た扉に背中をぶつけると騒ぎに気付いたのかフランスが自分
に振り返る。

「よぉ、坊ちゃん…Bon soir?もうBonjourか?」
「フランス語で話し掛けるんじゃねぇよ…つーか、どうしてお前
居んの?俺の幻覚か??やけにリアルだな、悪夢だぜ」
「何気に、酷ぇなぁ…アーサー坊ちゃん機嫌悪いの、アレの所為kr」

人の家に不法侵入した挙句に辱めるたぁ良い度胸だと言わ
んばかりに、イギリスの黄金の右拳は揶揄したフランスの左
頬に決まる。キッチンが無残な戦場と化しかけたが夜中に派
手な物音は響かなかった。一重に何とかフランスが持ち堪えた
為だろう。頬を擦りながらフランスは、デザートに用意した生クリ
ームと木苺を挟んだマカロンとイギリスが好きな紅茶をティーカ
ップに用意する。それをイギリスが座わるテーブルの前に置い
てやると不貞腐れるイギリスはマカロンの一つを掴み取って不
機嫌に端正な顔を歪ませながら頬張った。

「……で、何でお前が俺ん家に居て食事まで作ってんだよ」
「あらー…酷いねぇ、碌に食事も出来ないって言うからお兄さん
頑張ったのよ、ソレ」
「頼んでないぞ」

まあまあ…とフランスが茶化すのを横目で見つつ、俺は鼻を
鳴らしてマカロンを口に放り込んだ。悔しいが、フランスが作
った夕食は素晴らしく美味い。流石に手の込んだ物は出され
なかったが彼の手料理のフルコースを綺麗に平らげると空腹
が満たされた。でもまあ…紅茶の淹れ方は、やはり俺の方が
上手かったが。食べている間、時折フランスへと向けると殴っ
た相手にも関わらず俺を見る眸は何処となく優しかった。殴り
合いの喧嘩もすれば、共闘もできる腐れ縁に近い関係だが2
人きりとなると少し違う。互いに付き合った事がないが約束無
しで個人的に会う仲…俺たちに当て嵌まる言葉は厳密に言う
と無いかもしれない。

「なぁ、アーサー…今日何の日か知ってる?」
「お前の誕生日だろ、それぐらい知ってる」
「俺に言いたいことは無い?」

顎鬚を撫でて上機嫌に笑って腕を組む喧嘩友達以上恋人未
満の憎いフランシス。俺の手料理で祝われる前に先手を打ち
やがった小憎たらしさは気に入らないが、今日はお前が主役
のようだから仕方が無い…。溜息を吐くと傍らに歩み寄るフラ
ンスを見上げる。諦めたように舌打ちすると俺は、奴が覗き込
むと同時に肩に腕を回して引き寄せた。


「―――Bon Anniversaire…フランシス、誕生日おめでとう」


英語訛りの酷い言葉だが、嬉しさと顔を嘗て無いほど紅潮さ
せるイギリスを拝めたと言う喜びでフランスは言葉を失う。食
い入るように目を瞠ってイギリスを覗き込めば恥かしそうに
逸らされる翠の双眸。抗議するように開かれようとした彼の
唇が次の言葉を紡ぐ暇が無いように甘いクリームの味が残る
イギリスに口付けた。勿論、その後は本日二回目の黄金の
右拳をばっちり頂いたけれども。





                  マカロンの恋人

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