気の向くまま徒然に旬のジャンルを扱った絵日記ブログで す。その時々を不定期に更新しています。

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プロフィール

藤川史

  • Author:藤川史


  • 誕生日 8月11日
    職業 看護師
    趣味 絵描き・映画鑑賞等
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スザク誕生日おめでとう。



スザク誕生日おめでとう~!
久々にスザク描いたなぁ…。それにしても、これまたアニメ雑誌
を読みふけった訳ですが今後の展開で枢木神社でルルーシュと
スザクが会うようですね。スザナナ的にも何かしら有るのかしら!
怒涛の展開ですねー…ちゃんと見れたら良いんだけど日曜出勤が
多いからな…。

以下は、スザ誕SSS

ずるずる。

ズルズル。


―――…ああ、ルルーシュ。俺を許してくれ、これからする事を。



鏡のように姿を映し出すほど磨かれた大理石、緋色の豪奢な絨毯
を容赦なく泥と埃で汚しながら数時間前までは、稀代のテロリストと
して頂点に祭り上げられた少年のなれの果てを皇帝の前に引きだし
た。抜け殻と等しい意識を失った美しい顔は血と泥がこびり付いてい
る。指の間から零れる艶やかだった黒髪も艶を失っていた反逆の徒
の名をルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。

『―――…友達を売るのか』

どうして?

『……友達だった、だろう』

もう駄目なんだ、もう戻れない、もう帰れない。

『…………スザク!!』

あの時、ああしなければ俺が俺を保てなかったんだ。

――――…バイバイ、ルルーシュ。



寝苦しいと思ったら、またあの時の光景が夢に現れる。
手には、ルルーシュの髪の感触が残っている……頬を伝う
冷たい涙の感触がやけにリアルで夢から現実に僕を…否、
俺を呼び戻した。

「何だって、もう……」

腕で乱暴に眦に堪った涙の雫を追い払う。ゼロを逮捕した功績
に皇帝直属の騎士へと昇格し、傍らには今では守るべき暖かな
存在ナナリーが居る。エリア11へとブリタニア本国から提督ナナ
リーと共に派遣されて現在に居たる。気怠るい体に鞭を撃ち、さ
っきまで眠っていたベッドから無理矢理這い上がった。億劫げに
身支度を済ませるとやっと通いなれた政庁内を抜けて小さな庭園
へと出る。体が弱いナナリーは多忙な執務をこなせる訳ではなく
大半は、政庁にいる閣僚達へと回される。だから、日の大半は
この庭園に彼女はいた。

「おはよう、ナナリー」
「おはようございます、スザクさん」

柔らかい花のような笑顔を僕に向けるナナリー膝元には、色鮮や
かな数枚の折り紙と小さな折り鶴が折られている。形もよく、細や
かな彼女の性格が実に表れている。優美に翼を広げる折り鶴を一つ
摘んでナナリーは僕の掌に乗せた。

「お誕生日、おめでとうございます…スザクさん」
「えっ?」
「お忘れですか…まあ。昨年はお兄様と一緒にお祝いしましたけど
…一人だけでごめんなさい」

掌に乗せた小さな折り鶴は彼女の誕生日プレゼントの代わりだろう。
申し訳無さそうに顔を曇らせるナナリーを慌て慰めようしたら、『おーい』
と聞きなれた声。同僚であるジノと彼より幾分小柄で華奢なアーニャが
現れた。アーニャの両手には小さな箱が抱えられている。

「スザク、コレなんだと思う?」

そうジノに問われるとスザクは怪訝そうに、アーニャの持っている箱を
ナナリーと一緒に覗き込む。彼の顔をチラリと盗み見れば、いたずらを
仕掛けようとする子供のような笑み。箱を持っているアーニャは相変ら
ず無表情を崩す事は無い。

「……何?」
「聞いて驚け、これはアーニャと俺の自信作なんだぜ」
「―――…ジノは殆ど役に立っていない」

アーニャが箱を開けると小さなホールケーキ。不器用にチョコレート
で書かれたスザクの名と祝いの言葉。驚いたように翡翠色の双眸
を瞠っていると思い切りジノに背中を叩かれて涙目になりそうだった
。手作りだと言う彼等のプレゼントとナナリーの折り鶴に胸が詰まる。



            「HAPPY・BIRTHDAY!スザク!!」


悪夢も今は吹き飛ばすように、高らかにスザクを除く2人の騎士と
一人の姫の声が響いた。

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