気の向くまま徒然に旬のジャンルを扱った絵日記ブログで す。その時々を不定期に更新しています。

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プロフィール

藤川史

  • Author:藤川史


  • 誕生日 8月11日
    職業 看護師
    趣味 絵描き・映画鑑賞等
    関西在住の人。

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久々更新!

久々の更新です。
部屋が寒いので手が悴みますがへこたれない。
リブ○ットで、3月発売のヘタリアを予約してきました!
今から楽しみで仕方が無い……!!

更新物は以前から言っていた英日SS。
でも、余りCP色は無いなぁ……。
次は米日で頑張ろう。




夜も更け、書を認める手元を照すのは薄暗い光を放つ照明のみ。
上司に頼まれた仕事を片付けていたら、いつの間にやら時間が
経っていたようだ。

―――…ガララッ!

風の揺れより大きな音…それは、屋敷の玄関から聞こえる。
何やら屋敷の玄関の方で、派手な物音が自室で書を認めて
いた自分の下まで響く。

「―――…?」

その物音を聞きつけると手に持っていた筆を書生机に置いて
立ち上がり、怪訝そうに眉間に眉を寄せると障子を引いて廊下に出た。

「こんな夜更けに何方が……―――って」

不審に思って玄関の方にやって来ると引き戸の外に人影が見えた。
ガタガタと音を立てて引き戸を開けてみたが誰も居ない。外に一歩踏み
だせば不意に人の気配を感じた。玄関に赴くと日本は、玄関先に佇む
人影へと顔を向ける。薄暗い軒先に浮かび上がったのは、月明かりを弾く
淡い色の金髪と夜目にも分かる紅い顔のイギリスだった。顔が赤いのは
寒さの所為だけではなく…彼の周りに漂う葡萄酒の香りが鼻を掠めた。
鼻先を鳴らし、匂いを嗅いでみるとかなりの深酒だと分かる。イギリスの
酒乱は他国づてに聞いた事がある。しかし、寒空の下追い返す訳には行
かず相手の元に歩み寄って出迎えた。口許に何時もの微笑を浮かべると
己より背丈のある相手を見上げ。とりあえず中に、と玄関の戸に手を掛け
た。覚束ない足取りのイギリスが立ち止まると日本は不安げに見守る。
イギリスは酔っ払った締まりのない顔を上げて、上機嫌に片腕を上げる。

「よぉ、フランスの野郎からワインをかっぱらって来たんら。あんまりアイツ
が自国自慢ばっかするんれな、むかつくから1本頂戴してきた!!一緒に
飲もうぜ」
「はぁ…フランスさんからですか…そう、ですね…せ、折角だから頂きます」

上機嫌に酒瓶を振り回す腕を避けながら、無理に断っては面倒な事になると
思い『NO』と言えない日本は彼の言葉に頷いた。
玄関先から吹き込む木枯らしに白い息を吐くと完全に締め切って、雪がちらつく
程冷え込む夜に態々遣ってきたのかと思うと相手に向き直り、体を気遣うよう
な視線を向ける。イギリスが日本だと認めると誘われるまま中へ足を踏み出せ
ば、酔いは相当な物か踏み出したと同時にふらついた。
呂律の妖しさと彼の酒癖の悪さから一人にしておくのは心許ない。上機嫌の
イギリスを部屋に招き入れようと後に引いた所で、体が傾く相手に慌てて体を
支えた。思っていた程相手は重くなく充分に支えられる相手。仄かに香る葡萄
酒の匂いとイギリス特有の香りと混じって鼻腔を擽る。暫し、支えたまま硬直
していると背中に腕を回される。不意に抱き締められて、漆黒の双眸を丸くさせ
て言葉を失った。

「―――…アメリカと喧嘩したんだ。お、俺は別にどうでも良いけどなッ!!
悔しいから日本の所に来た訳じゃ…」
「……、……もう、抱き締めておいてそれは無いでしょう?と、言いたい所ですが
兄弟喧嘩に巻き込まれたく無いですからね。胸を貸すのは、今回だけにして下さい」

頭上で酔いの醒めてきたイギリスの言い訳に、小さく苦笑すると日本もイギリスの
背に手を回す。まだ、イギリスは低く唸っていたけれど意地っ張りもそろそろ終わらせ
ねばと日本は双眸を細めてイギリスに聞こえないように小さく溜息を吐く。


……慰めて欲しいなら、そう言えば良いのにと心中で呟くと日本は双眸を伏せた。


                                意地っ張りな君を愛した

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