気の向くまま徒然に旬のジャンルを扱った絵日記ブログで す。その時々を不定期に更新しています。

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プロフィール

藤川史

  • Author:藤川史


  • 誕生日 8月11日
    職業 看護師
    趣味 絵描き・映画鑑賞等
    関西在住の人。

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間に合うか…!

仕事の忙しさでUPが遅れました…orz
予告どおり、ルル誕SSが打てた事が何より。


以下、ルルスザSS。

ジョキン、と髪が鋭い刃物…鋏で切るような音が耳元で響く。
……いや、実際切っているのだが。艶のある黒絹は毛先を整
えられ、浴室の白いタイルに弧を描くように撒き散らされる。自
分の髪に鋏を通す人間は、楽しいらしく陽気に鼻歌を歌っている。

(鼻歌歌ってないで、手元に集中しろ!集中!!)

散髪されている側のルルーシュは、気が気でなかった。それと
対照に鋏を握っているスザクは機嫌は、頗る良い。今日は自分
の誕生日だと言うのに、こんな目に合わされるのを冷静に振り
返って見る。珍しく軍が休みだと言うスザクは、珍しい事に
ルルーシュと一緒に下校しようと言い出した。
プレゼントが有るからルルーシュの家に行こうと言うのだ。初め
聞いた時は、もう…とてもとても期待していたのだが。自宅のあ
るクラブハウスに戻ったルルーシュは、予めスザクが来る事を知
っていた咲世子さんとナナリーは揃いに笑って、ルルーシュが
スザクに浴室に押し込められて行くのを見送った所で、今に至る。

「はい、終わったよ」
「終わった、じゃない…何の真似だ?理由によっては、幾らお前
で…っわ!ちょ、まて!!」

体が後に揺らぐ…倒れると思ったが、今度は温かい湯が立ち上る。
驚きで呆けていると湯から放たれた柔らかい蒸気が制服の襟足か
ら覗く項を擽る。心地よい湯加減が黒髪をしっとり濡らし、たっぷりと
上質な泡が立つシャンプーで髪を洗われて行く。

「お客さん、痒い所は無いかい?」
「お客…って、わ…そうだな、悪くない…」

…本当にそう思った。スザクの指先は、身嗜みに煩いルルーシュを
完璧に満足させている。水を含んだ髪を乾いたタオルで拭かれてい
るが、ルルーシュはスザクの真意を測れず考えているとドライヤーを
掛けていたスザクの手が止まった。手鏡を渡されるとその出来栄えに
先ず感嘆した。

「珍しいな、エチケットとか君って煩いのに全然気にしなかったなんて」
「忙しかったんだよ、吃驚するだろう?いきなり散髪なんかして……」
「僕とナナリーと咲世子さんからのバースデープレゼントだよ…
まだ、終わってないけど」

スザクの言葉に柳眉を怪訝そうに眉根を寄せると今度は、入浴しろと
言ってくる。事情が分からぬまま言われた通り入浴し、私服に着替え
る。浴室から出てくるとナナリーが自分の下に遣ってきた。

「お兄様、居間に行きましょう?もう、随分待ってくれていますもの」

妹の案内で今に出てくるとルルーシュが驚きで紫紺の双眸を見開く。
ちょっとしたスタジオに改装された居間には、重厚な造りの椅子が1つ
と傍らには私服に戻ったスザクが立っていた。きちんと身形を整えてい
て、自分達に片手を振ってを出迎える。

「これは…」
「真ん中はナナリーが、僕の反対側には君だよ」
「お兄様とスザクさんと写真を撮るなんて初めてですわ」

ナナリーを椅子に移すとスザクは、彼女を囲むように立つ。
同じように立つと正面には、カメラを用意する咲世子さんがいた。
大体のポーズが決まるとルルーシュとスザクは寄り添う形になる。
自分たち3人一緒の写真など1枚も持ってはいなかった。髪を切る
のを忘れる程、ゼロの影に飲み込まれていた気がする。自分が望
んでいる物は直近くに有ったのに。もう二度と触れる事はできない―――…。

「ん?どうしたんだ、ルルーシュ」
「いや、何か色々思いだしてさ……」

シャッターが落ちる短い間に言葉を交わすと不覚にも眼に透
明な水膜が盛り上がる。

「おめでとう、ルルーシュ。僕は君が好きだよだから……」

―――…ああ、みっともない。

薄ら涙が滲むと一筋になって零れていく。その顔をスザクは
見たのだろうか。いつもと同じように自分に微笑むとスザクは
カメラに向かってルルーシュに言う。



「笑って」



                              Happybirthday・Lelouch!

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