気の向くまま徒然に旬のジャンルを扱った絵日記ブログで す。その時々を不定期に更新しています。

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プロフィール

藤川史

  • Author:藤川史


  • 誕生日 8月11日
    職業 看護師
    趣味 絵描き・映画鑑賞等
    関西在住の人。

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SS更新。

眠気MAXなんで訂正あるかも…。
仕事なんで、これから寝ます…6時半起きはキツイ。

以下、ルルスザSS。

■パフューム・パフューム■


「―――…スザク!」
不意に名前を呼ばれて振り返ると視界に入ってきたのは、薄桃色の髪が
鮮やかな我が君…ユーフェミア皇女。幾ら、彼女の名誉騎士候と謳われ
ても此処ブリタニア帝国では快く思われては居ない。ユーフェミアから
望まれた事でも、イレブンを擁しては皇位継承権をもつ彼女に何かと不
利に扱われるだろう…こうして、話す事も本当は憚られる事かも知れな
いな…と足を止めて廊下で立ち止まる。
「ユーフェミア殿下…」
自分を見つけて一目散に追ってきたのだろう、息の上がった彼女を見下ろ
すと呼吸が落ち着くまで言葉を掛けるのを待った。
乳白色の頬を薔薇色に染めて顔を上げたユーフェミアが微笑むと主人の
上機嫌な様子にスザクは首を傾げる。
「…スザク、私に変わった所は有りませんかっ!?」
「…………は?」
一瞬、どう言う事だろうと理解できないスザクは双眸を丸くさせるだけ
で言葉を詰まらせる。その間でも、眸を輝かせ答えを待ってる主人を見る
と質問の答えにスザクは悩む。一見しても彼女は至って健康そうで、髪の
艶も肌も瑞々しく年相応の女の子らしい。服装も今日は、総督と連れ立っ
て行った式典の帰りだろう鳥の羽をモチーフにした正装のドレスも似合っ
ている。しかし、変わったと言えば…先程から鼻を掠める甘いヴァニラの
香り。普段は、爽やかな柑橘系やもっと華やかな花の香りがする。口に出
した事は無かったけれど。
「……分かりませんか?」
「……ッ…えっと、匂いですか…?」
ユーフェミアの表情が曇れば、これしか思い浮かばない答えを口にする。
スザクの言葉を聞いて、漸くユーフェミアの顔が明るく綻んだ。正解だった
と安堵すると何やら後手に隠し持っていた硝子製の小瓶のような物を眼前
に差し出される。

              ***********

「……??」
一目でそれが、高価な物だとコスメ類に疎いスザクでも分かる。
総督から淑女の嗜みに贈られたパルファムだと言う事が小瓶に
施された造形の細やかさで伝わってきた。ユーフェミアは一番に
付けた感想を自分に求めたのだろうか。微笑ましい彼女の好意
に、嬉しさと戸惑いが混じる。
「ユフィに、良く似合ってるよ。…あの、余り気の利く答えできないけど」
「本当ですか…?そう言ってくれると嬉しい」
…と、和やかに会話が弾んでいたのだが事件は起きた。
名案を思いついたユーフェミアは、スザクに背を屈んで貰うと手を
滑らし、手元の香水の半分をスザクに向かって撒いてしまった。
微かに垂らす程度の物なら上質の香りだが、大量の香水を被っ
たスザクから濃厚な甘い香が漂う
「ご…ごめんなさい!!スザク…あぁっ!私ったら、何てこと…」
「別に、シャワーを使えば取れる(と思う)から心配しなくてもいい」
微苦笑を作ると涙ぐみそうになるユーフェミアを必死に宥めた。彼女か
ら手渡されたハンカチで申し訳ない程度に香水を拭き取るも流し落さ
なければこれから登校する学園に行く事が出来ない。心配そうにする
ユーフェミアを姉である総督の元に送り届け、露骨に嫌そうな顔はされ
たがユーフェミアの弁護のお蔭で、特にお咎めなく解放された。

              ********


放課後になると自分の隣へとルルーシュが学生鞄を下げ己の元へ
と遣って来る。殆どの生徒が教室から居なくなってしまうと怖いくらい
の沈黙に包まれる。先程から無言で圧力を掛けてくるルルーシュが
何か怖い。隣に佇む距離も心なしか、吃驚するくらい縮む。彼の夕焼
け色の双眸が細まり柳眉が不機嫌ったらしく吊り上るのを間近に見えた。
「………隠し事は無いか?」
「え……?」
不機嫌そうなルルーシュの顔が和らぐと間抜けにも素っ頓狂な声しか発す
る事ができない。極上な微笑を浮かべて、残酷にも襟刳りを掴んだかと思
うと上着の釦を指先で外して喉元から首筋に顔を埋める。鼻先が肌を掠め
ると擽ったくて体を身動く。
「……甘ったるい。なんだ、この匂い…俺は付けた覚えが無いんだけどな?」
「へっ…な…シャワー使ってきたの…あっ!」
「シャワー……!?」
今の状況で言ってはいけない一言が口に出た。慌てて、誤魔化そうとして
も既に遅い。機嫌の悪そうな低音でルルーシュの眉間に皺が刻まれてい
た。何処か知らない所で、怒りのテンションが最高潮なルルーシュを見て
血の気が引いて行くのを感じた僕は、己の失言を呪った。誤解を解くのが
先だろう言い訳の一つも用意しなければ自分の保身に関わる。ルルーシュ
は、淡白そうでも結構嫉妬深い。
「…で、だからユフィの香水を被ったのか」
正直に有りのまま事情を説明すると意外にあっさり許してくれた。
少し背の高いルルーシュが自分を覆う。僕の話に相槌を打ちながらも堪能で
きるくらい抱き締めてくるので慣れていても少しばかり羞恥心がある。頬を
擦り寄せ、猫のする愛情表現のような錯覚を覚えなくも無い。
「意外と残ってるもんだね、他の皆は気付かなかったのに」
上から見下ろすルルーシュを見上げて、肩口に額を当てると怪訝そうに
眉を潜める。匂いなんて残らないはずだったのに。
「そりゃ…自分の物に自分以外の匂いが付いてれば嫌だろう」
そんな素朴な疑問もぶっ壊せるほど、至極単純にルルーシュが答えた。






*************

■後書き■
凄い時間に更新…。
とりあえず、もう寝ます。
若干スザユフィが混じったルルスザ。
スザクはデフォで石鹸の香が似合うといい。

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