気の向くまま徒然に旬のジャンルを扱った絵日記ブログで す。その時々を不定期に更新しています。

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プロフィール

藤川史

  • Author:藤川史


  • 誕生日 8月11日
    職業 看護師
    趣味 絵描き・映画鑑賞等
    関西在住の人。

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鈍足更新…。

やっと日曜日に休みが貰えました…。
連休なので、それなりに休めるとか思ったら今週殆ど出勤ですか。

最近気になってたプリキ〇アを見ることが出来たんですが、ココナッツ
が出てこな…!ちょ、折角の休みなのにー!(泣)とりあえず、ココが
見たいです。勿論、イケメンの。EDのココは可愛かった…。

そして、久々のSS更新。
月に一度有るか無いかですね…CPは、ルルスザ。
敗戦を迎えたのが17歳になってからのパラレル色強めです。
暈し捲くりの少し大人向けです。

■小夜鳴鳥は歌わない■



開発されたとは言え、古から続く都には千年の名残がある。
枢木神社を取り巻く周辺には緑が多く鬱蒼としており、夜とも
なれば虫の声や夜行性の鳥の声しか聞こえず、暗闇に包まれる。

季節は、晩春。
闇夜を照らす月さえも朧げに霞み、柔らかな月の光が地上に
降り注がれていた。初夏に近い所為か、少し寝苦しさを覚え
自分が居住する母屋の窓を開ける。ふわり、と窓から差し込む
爽やかな夜風に双眸を細ませて心地良さそうに低く唸る。
その視界に、月光に照らされた土蔵が映る。仮想敵国であるブ
リタ二アから人質として送られてきた少年・ルルーシュと妹の
ナナリーが住まう場所だ。そこに、歩く人影を見た気がした。
「………おかしいな、誰も近付かない筈なのに」
怪訝そうに眉根を寄せると目を凝らして人影を見詰める。
流石に兄妹が妙齢になれば土蔵を引き払い、母屋と別の離れ
に住む事になった。
朽ち果てた土蔵に誰一人近付きはしないと思っていた為、不審
に思い人影が何であるか確認しようと思い立つと部屋着である
着流しを着替えもせず外へと飛び出して行った。

先回りして、草木の繁みに身を潜める。息を殺して、人影が此方
に近付いて来るのを待っていると案の定警戒心もなしに歩いてくる。
「――…待て、此処で何をしている!」
人影の前に飛び出し、相手の胸倉を掴んだら「ひっ」と小さな呻き
が洩れた。
白いシャツを掴み、月光に晒したら現れたのはルルーシュ。
意外な人物に、思わず双眸は丸く見開かれ瞬くのを忘れていた。
「この馬鹿…ったく、好い加減離してくれないか…?結構苦しいんだけどな」
不機嫌さを隠さず、軽く睨みつける紫紺の眸。強い眼差しと口調で
咎められると慌ててシャツを掴んでいた手を離した。
「ごめん、てっきり…泥棒かと。否、土蔵なんて何にも無いけどさ…
 その、ごめん」
大切な友人と不審者と間違えた事が恥かしく頬を紅潮させる。
しどろもどろに弁解すれば手酷い扱いを受けたルルーシュは、俯き
溜息を吐いた。
「でも、どうして…こんな夜更けに、土蔵なんかに?」
さらりとした黒髪が掻き上げ、露わにした顔を見れば言い難そうにし
ているのが見て取れた。困惑げに眉が潜められ、躊躇いに歪んだ宝石
のような眸が険しく細められている事を悟った。
「…別に散歩だよ、散歩。外の空気を吸いに出て来るのに理由がいるのか?」
ルルーシュの正論に言葉を詰まらせる。確かにそうだがそんな言い
方は無い。しかし、彼がそんな態度を取る理由を知る事ができた。
掴んだシャツを離した拍子に彼の胸元の釦が外れる。露になった肌には、
紅い痕がくっきりと色づいていた。それは、一つや二つだけじゃなく良く見
れば所々に刻まれている。その不躾な視線に気付いたのか、素早く
ルルーシュは胸元を隠した。
「…ルルーシュ、それ。やっぱり…」
「………」
それが、何を意味しているのかはスザクは知っていた。17歳になったからに
は、彼も普通に大人として扱われる。何かと庇護する対象ではなく、自分と
妹を守る為なら自分自身の身一つで生きる術を学べという事だろう。衣食住
を約束する代わりに…そうさせたのは、自分の父だ。丁度、彼が遣ってきた
先には父の居室がある。
「それ…父さんだろう?もう、我慢できない…俺が言って…っ?」
ルルーシュを置いて、父の自室に向かおうと踵を返そうとしたら手首を掴まれ
る。余りの力強さに眉を顰めたら、俯きがちだったルルーシュが顔を上げて
鋭く睨んでいる。意思を図りかねて手を引こうと振り上げた時、重々しく彼が
口を開いた。
「別に、って言っただろう。お前のする事は、俺たちの居場所を奪う事だ」
「な…何を馬鹿な事言って…!良くないだろ、こんな事は…っん…」
口論になりかけた所を強く相手の元に引き寄せられ、ルルーシュに口を
塞がれる。乾いた唇に強引に押し当てられる其れ。濡れた舌先が唇に
捩じ込まれると窒息しそうになり、小さく喘いでキスから逃れようと頭を振る。
耐え切れず後退れば、拙い
事に繁みに入り込んでしまった。傍から見れば何を遣っているのか容易に
悟られる事はない。背中に硬い木の感触が伝わると、とうとう行き場
を無くした。
「いっ…嫌だっ!ルルー…!!」
顔を紅く染めると彼の肩を押し退け、振り払う気で掴まれた手首を強引に
振り上げようとしたが大樹の幹に縫い付けられ抵抗できなくなる。
「スザクが止めに入って如何なる?余程の事が無い限り、何も変わらない…」
「違う、ちゃんと…説得すれば…ッ…」
太腿に生身の手の感触が伝わる。背中が粟立つような戦慄を覚えると身を
捩るが膝の間に脚を割り込まれて閉じる事が出来ず身動きが取れないでいた。
「―――…それとも、今度はお前が俺達を囲う気なのか?…善意の押し売り
 なんていらないんだ」
雲の間より月光が差し込み、薄暗く表情が読み取れなかったルルーシュの
泣きそうな顔を照らし出した。その言葉が耳元で囁かれると同時に体の力が
抜けていく。ルルーシュに抱かれながら、放心となった面持ちで霞に包まれた
白い月を見上げるだけだった。

                    ******


その何ヶ月も経たない内にブリタニアと日本は開戦。
徹底抗戦を唱えた首相の自決により、一月と持たない内に
『日本』が『エリア11』に変わる事になる。


END


□後書き□
書き終わって、ちょっと微妙…。
途中から、終わらなくなりそうなので終盤は省きました。
すっぱり大人向けな方向に…書いても良いんだけど反応が怖い。
感想は頂けると嬉しいです。

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